ボスの弱体コンディション(デバフ)抵抗
同じボスに同一の弱体効果を掛け続けると、持続時間が減っていきます。具体的には二回目で75%、三回目以降は50%まで短くなります。
ただし超級ボスは例外で、50%では止まらず四回目以降も更に短くなっていき、最終的には1秒とかで効果が切れます。
2020-11-22の修正で仕様が変わりました。麻痺と鈍足以外はどのボスでも最短50%までしか縮みません(未確認。お知らせより。)。麻痺と鈍足はそのままです。
また属性耐性ダウンは上限が付いたとのころですが……通常プレイは115%まで減衰なしを確認、つよい人形の疲労による80000%ぐらいの耐性ダウンも確認しました。通常プレイには影響しないかと。
ただしこの「同一の弱体効果」という判定は中々曲者で、わかりにくいところも多いです。これから詳しく解説します。
効果時間の扱い
クラリスやスイゼンのスキルは、攻撃する度にデバフを付与する判定があります。
これらのスキルは、一度デバフを付与すれば、その効果時間中に他ヒットのデバフ付与は無視されます。アルケミック・フレアの1ヒット目で火属性耐性ダウンを付与したら、その後のヒットを考慮せずに、1ヒット目から30秒を数えて終わるということです。
ただし、効果時間中にもう一回アルケミック・フレアを撃ったら別です。二回目のアルケミック・フレアは一回目の他ヒットと扱われずに、同一の弱体効果の二回目だと見なされます。つまり時間が22.5秒に減らされます。
そしてこの22.5秒ですが、同一の弱体効果がまだ続いてる場合、その分延長されます。アルケミック・フレアを撃ってから10秒後にもう一度撃ったとしましょう。一回目のデバフは残り20秒で、二回目は22.5秒あります。この場合、属性耐性ダウンが終わるのは44.5秒後になります。一回目と二回目が被って、22.5秒で終わることはありません。
スイゼンの毒も同じです。一回のスキルの間に何回体当たりしても、1ヒット目から40秒を数えるだけです。しかし40秒の間にもう一回スキルを使って当てたら、30秒が上乗せられます。
重ねの同一扱い
重ねられる弱体は、違うキャラが放つものを同一だと扱いません。クラリス(30秒)、エンニ(15秒)、ビアンカ(30秒)のスキルを同時に放ったとして、まず15秒後にエンニの耐性ダウンが終わり、更にその15秒後にクラリスとビアンカの耐性ダウンが同時に終わります。
そこからもう一度放つと、エンニのが10秒で消え、他二人は22.5秒で効果が消えるというわけです。三度目以降だと7.5秒と15秒ですね。
毒もそれぞれが別物扱いなので、お互い干渉はしませんし、ボスに同時に2つや3つの毒を掛けることはできます。全て本来の効果を発揮します。
マルチバトルの場合、違うプレイヤーの同じキャラは別キャラ扱いです。サイファを3人で使えば耐性ダウンが3個付いて効果3倍です。
マヒ・鈍足の扱い
マヒはどのキャラが放つものと拘らずに、全て同一の弱体効果扱いです。鈍足は実際に試してませんが多分同じでしょう。
なので、ルナール→イナホでマヒさせる場合、イナホのスキルによるマヒ時間がいきなり75%になって、ルナールのマヒを延長する形になります。同一の弱体効果の二回目という扱いですね。
超級以上のボスはマヒと鈍足にのみ、持続時間半分の下限で適用されず、最終的に1秒未満の超短時間になります。
累積型デバフの扱い
累積型デバフを重ねた場合、バフと同じで累積数を増やしながら時間を更新します。加算ではありません。
持続30秒の累積型があるとします。それをかけて、20秒後にもう一度かけると、累積数2で持続30秒のデバフになります。その更に20秒後に重ねかけると累積数3でやはり持続30秒のデバフになります。途中に切れなければずっと最高累積数が続いていくことが可能です。
今はまだレイラスしか例がありませんが、累積型デバフは抵抗されません。何回撃っても50秒のままです。途中で切れても切れなくても同じです。
あまり知られていないボスのデバフ抵抗。特にマヒを活用する雷PTには重要だと思います。スキルレベルが違えば、ルナール→イナホとイナホ→ルナールではマヒの時間が違いますからね。